銀行員の仕事で大変なこと【25選】

銀行員のリアルな大変さを伝えたい!

銀行員は大変なことが多い。

わたしは銀行員として働いて、大変な経験を何度も経験しました。

  • ノルマ
  • こまかい事務
  • 資格勉強

銀行員には普通なことでも、「就職活動中の学生」や「ほかの業種の社会人」には普通なことではありません。

 

就職サイトや就職本には「一般的な銀行の仕事内容と業界情報」がのっています。

 

しかし

リアルな銀行の大変さは書かれていません。

そのため、わたしはこの記事に「銀行の大変さ」をまとめました。

メガバンクで10年勤めた経験をもとに書いていますので、最後までご覧ください。

 

記事の執筆者
10年以上の銀行員経験を持ち、メガバンクで資産運用から金融商品の提案・販売まで多岐にわたる業務を経験。証券外務員一種二種に合格し、ファイナンシャルプランナーとして1000件以上の相談に対応。銀行の大変さを実感したため、銀行を退職。その経験、専門性、信頼性で読者に役立つ情報を提供します。

ノルマ

本部からのノルマ

支店全体でやらなければならないノルマは銀行中枢部「銀行本部」からつたえられます。

このノルマが前の期よりも多いとゲンナリ!

前の期よりもすくないとハッピー♪

 

 

 

本部からのノルマは表のようなものが代表的です。

  • 融資
  • 投資信託
  • 生命保険
  • クレジットカード
  • 各種口座開設

 

自分がメインとする仕事だけでなく、銀行が幅広くおこなっているサービスがノルマとして課されます。

※担当部署や業務により、担当者ごとに変わります。

 

お客さんの意向にあわない商品を提案

銀行本部から新商品や期間限定サービスを提案するようにいわれます。

本部からいわれた商品やサービスには、支店ごとのノルマが設定されます。

このノルマを達成するために、お客さんの意向にあわない商品を提案する必要。

避けてはとおれません。

このノルマを達成できないと

  • 支店長の出世にひびく
  • 自分の出世にひびく

という悪影響がでます。

とはいえ、「お客さんのニーズにあわない商品の提案は厳禁!」です。

 

新商品リリース時

またこの商品を売らなきゃいけないのかな…。銀行員って本当、プレッシャー感じることが多いわよね

案件会議

ノルマを達成するために上司を含めて、1件ずつお客さんの状況確認と今後提案する商品を決めます。

この案件会議は、就職サイトや就職本にでてこない内容のためなかなか闇が深い。

銀行に勤めていない方で銀行に営業ではいりたい方は注意しておいたほうがいいイベントです。

 

新商品リリース時

またセールス目標に届かなかった…。上司からのプレッシャー、本当にきついな。どうしたらいいんだろう…

営業電話がつらい

仲がいいお客さんに電話することは大変ではありません。

営業電話で大変なことは表のようなことです。

  • 新規のお客さんへ電話
  • お客さんが不在ばかり
  • アポを断られつづける

 

お客さんの顔が見えない分、うまくいかないことが多いです。

お客さんも見ず知らずの営業担当から電話がかかってくるので、対応がきついのはふつう。

お客さんに非はありません。

しかし、それが銀行員にとってはストレスであり、たいへんなことです。

 

銀行員の感想

営業電話、本当に疲れるんですよね。仲のいいお客さんには気軽にかけられるけど、新規のお客さんやアポを断られる時は気持ちが重くなります。声だけのやり取りだと、相手の表情が読めないから、難しいんですよね。お客さんがちょっと厳しい対応をしてくるのも当然だと思うんです。彼らは突然の営業電話に驚くかもしれないし。でも、そのたびに心が少し折れるんです。

精神的な発症

ノルマの重圧により、精神的によくない状態になる行員はすくなくありません。

  • 上司からの詰め
  • お客さんへの押し売りのようなセールス
  • 減らない雑務

上記のことが重なると精神的に疲労がたまり、仕事を休まざるをえない状況に陥ることがあります。

これでは生きるために仕事をするのか、仕事のために生きているのかわかりません。

そこまでして仕事をする必要はありません。

事務手続き

手続き変更が頻繁

銀行の手続きは日々変わります。

  • お客さんが記入する書類が増える
  • 銀行員がお客さんに説明する項目が増える
  • 店内での書類の保管方法がかわる

大きな変更から小さい変更まで数多くあります。

手続きの変更をしらずに、今まで通りに手続きを受け付けたら不備がでるケースはよくあります。

銀行員の感想

手続きがことあるごとに変わるんですよね。お客さんが記入する書類が増えたり、新しい説明ポイントが出てきたり。そして、店内の書類の保管方法まで変わることがある。細かい変更も多く、それを一つ一つ覚えるのが大変。何度も新しい手続きを覚えなきゃいけないし、変更を知らずに今までの方法で進めちゃったら、あとで不備が出て、それもまた修正しなきゃいけない。本当に、頭がパンクしそう!

手続きがこまかい

  • 事務チェックシートにワナ
  • お客さんが間違えた箇所を訂正印でなおせない
  • ひらがなの銀行名にフリガナがないと不備
事務のチェックシートにワナがあります。

また、お客さんの印鑑があれば、なんでも訂正できるわけではないです。

「すばやく・確実に!」

銀行員に求めれるのはすばやく確実に作業をこなすこと。

すばやく確実に仕事をこなせる銀行員は仕事ができるひとが多いです。

 

すばやく事務をおこなうと不備をだしやすいひとは

「素早く処理するより、何回も書類をみなすように」といわれます。

事務が苦手なひとにはこの作業がストレスです。

 

銀行内部監査 金融庁検査

営業モードから守りモードにシフトする必要があります。

担当者だけではなく、支店長や課長も胃が痛いです。

 

銀行員の感想

銀行内部監査や金融庁の検査時は、もう本当に気が休まりません。いつもの営業のリズムから、完全に守りの体勢に切り替えないといけない。手元にある書類やデータを何度も確認して、何も問題がないように祈るばかり。担当者だけでなく、支店長や課長も大変。彼らの顔色や態度で、検査の厳しさがよくわかる。胃がキリキリすることもしばしば…。

 

書類保管が大変

ペーパーレス化がすすんでいない銀行では書類保管が大変。

  • 何枚も書類があればホッチキスどめする
  • 書類にパンチで穴をあけて、ひもをとおして保管
  • キャビネットの書類がいっぱいになったらセンターに輸送

やらなくていいようなことがたくさんあります。

 

銀行のシステムが不親切

システムが古すぎてどうしようもありません。

行員がパソコンの操作をするとき

入金金額と引出金額がちがっていても処理ができてしまうことがあります。

こんな「なんでこんなことがおこるの?」ということが頻繁にあります。

銀行員の感想

銀行のシステムって、本当に古くて使いづらいよね。行員としては、お客さんのためにスムーズな操作をしたいのに、このシステムだと誤った入力でも処理が通っちゃったりすることがあるし。何度「なんでこんなことが起きるの?」って思ったことか…。もっと使いやすく、安全なシステムに変わってほしいな。

 

資格勉強が大変

土日は資格勉強

若手や中堅は土日に資格勉強に時間をついやします。

出世をするために、次から次にとらないといけない資格がでてきます。

 

土日を全部、資格勉強についやす人はあまり聞きませんでしたが

一日だけを資格勉強につかう人が多いです。

 

有給休暇を資格勉強にあてる

試験日のちかくになると有給休暇をとって資格勉強にあてる人もいます。

せっかくの有給休暇を勉強のために使わなくていいと思いますが

このパターンで休みをとって勉強するひともいました。

【関連記事】

【年間139日】銀行員の休日は少ない?多い?

飲み会

金曜日に飲み会

次の日が休みのため、金曜日に飲み会がセッティングされることがおおい。

金曜日だから友達と飲みにいきたいと思ってもその飲み会にはいけません。

職場の飲み会が優先されます。

1か月2か月先に友達と会う約束をしてもキャンセルしなければいけないことが多々あります。

早く帰れる日に飲み会

金曜日と同じように、支店や部署全体が早く帰れる日に飲み会がセッティングされがち。

「勘弁してよ」と思いますが、拒否できません。

せっかくのプライベートな時間がなくなります。

 

二次会三次会に参加

若手は飲み会の二次会三次会には極力参加したほうがいいです。

二次会三次会まで参加すれば、上司や同僚と仲良くなり、仕事がスムーズにいきます。

二次会三次会に参加しなければ、付き合いがわるいと思われ、仕事上で対応があまりよくないということもあります。

【関連記事】

銀行員の飲み会事情

 

飲み会に参加する人の気持ち

平日の飲み会ってさ、次の日ツライよね。目が覚めても眠くて、体もだる~い

 

上司の顔色をうかがう

  • 上司と一緒にお客さんのところにいくとき、どのような提案をするか
  • 上司の忙しさをみて、検印をお願いするタイミングをはかる
  • 上司の会話のトーンや表情をみたうえで、話しかけるタイミングをみつける

機嫌がかわりやすい上司や忙しいタイミングにはとくに気を付けないといけません。

一歩間違えると、1分で終わる相談が5分10分と長くかかるケースがあります。

 

銀行特有のルール

銀行には特有のルールがあります。

これは銀行独自の雰囲気といえます。

上記のリンクからご覧ください。

お客さん対応

証券会社では、自分の前の担当者がお客さんの運用状況(株や投資信託)のフォローをおろそかにすると、お客さんからクレームになることがあります。

例えば、外貨預金や投資信託で損をしているお客さんのフォローが足りていないために、後任の担当者が文句をいわれることがあります。

銀行でもおなじことがあります。

転勤がおおい

銀行員は急に支店長から転勤をつたえられます。

じぶんの希望がとおって異動できる場合やじぶんの希望とは違い、地方に転勤になることもあります。

くわしくはこちらの記事に書いています。

 

金曜日の朝

金曜日の朝って、いつも「あれ?もしかして私、転勤かも?」ってドキドキしちゃうんだよね

組合活動

業務時間内の組合活動はダメ

組合活動は銀行の仕事ではありません。

そのため、組合活動を給料をもらう時間内にしてはいけません。

日々、早く仕事を終わらせて帰りたいにもかかわらず、組合活動で帰る時間が遅くなります。

組合活動を引き受けることは損な役回りといえるでしょう。

とはいえ、組合活動を何回もおこなうと、流れがわかり、負担感がへります。

 

組合のとりまとめをしている人の感想

組合の仕事で忙しくて、自分の時間が取れないよ。組合のタスクをもっと簡単にしたら、早く帰れるんじゃない?

 

期末月は残業がふえる

3月9月は残業時間がしぜんと増えます。

3月と9月は

  • 急なアポがはいることがある
  • アポの件数が増える
  • 部署内に早く帰る雰囲気がなくなる

ということから、残業時間が増える傾向にあります。

そのため、仕事終わりのプライベートな予定をへらしました。

銀行 オフィスの風景

目次 1 結論 銀行員の忙しい時期はコレ!1.1 支店と本部で忙しい時期が違う(支店:地域にある銀行のお店 本部:丸の内…

新卒の給料が安い

三井住友銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行
205,000円 205,000円 205,000円

メガバンクの初任給は同じです。

1年目は前年の所得がないため、地方税がかかりません。

引かれる税金がないため多く受け取れます。

とはいえ、月に20万では贅沢な暮らしはまだできません。

 

入社2年後の人の感想

入社2年目になったら地方税がかかるなんて、手取りがこんなに減っちゃうなんて思わなかったよ。なんでこんなに手取り少なくなるんだろう… 生活が苦しい

 

勉強会がしんどい

新しい金融商品 新しい手続きを学ぶための集まり。

開催時期は不定期や月一での定期的に開催されます。

講師は上司や先輩、金融商品を作成した会社の社員の方等が行います。

ひとつの内容30分間でふたつの内容だと60分間というケースがあります。

勉強会は営業時間外である夕方に開催されることが多く、日中の業務の疲れから眠くなることも多いです。

勉強会をうまく乗り切るには?

開始時間前に到着

開始時間 2-3分前に到着しておく。

開始時間前に毎回到着していると時間管理や業務を計画的に行なっているという印象ができます。

2-3分前で十分です。他の人たちは基本的に時間ギリギリにやってきます。

あまり前に到着し過ぎてもやることがありません。

 

銀行員の感想

勉強会をスマートに乗り切るためには、まずは開始時間の2-3分前にちょうど良く到着すること。早すぎると待ち時間が長くなってしまい、逆に遅れると印象が悪くなってしまう。だから、ちょっとだけ早めに到着することで、計画的に仕事や時間を管理しているという印象を与えられるんです。大抵の人はギリギリに来るから、ちょっと早めに到着するだけで、ちゃんとした姿勢が伝わるはずです。でも、到着が早すぎると、待つことしかできなくなるから、絶妙なタイミングを見つけることが大切ですよ。 

 

タブレットやスマホ持参

中身のない勉強会であれば、勉強会の内容について調べているふりをして、他の業務を勉強会中に行いましょう。

知っている内容や他の金融商品等で知っている内容は聞き流す。自分でリーフレットを読み込む

基本的に寝ない

寝ていると不真面目という印象を持たれます。上司が寝ているのを見てから寝るようにしましょう。

講師を自分で行う

メリット

自分で勉強会の時間を決められる。私は勉強会が好きではなかったので、自分で勉強会の企画をして、勉強会の時間を短く設定していました。

商品や手続きを知らないと講師はできません。そのため、自分で講師をすると周囲に知識を持っているというという印象をもたれます。

デメリット

  • 準備の手間がかかる。
  • 資料を印刷する場合には時間と手間がかかる。
  • 事前に知識を豊富にしておかなければならない
  • 勉強会前にお客さんのアポを入れづらくなる。

これらの理由は、お店に帰ってくる時間が遅くなると開始時間を遅らせたり、勉強会を延期する必要がででくるためです。

 

 

講師をやるのが面倒な場合には勉強会の企画はするものの、講師は外部の社員の人や本部の人に依頼することもできます。

そのメリットは

  • 講師の人に資料を用意してもらえる。
  • 講義内容を丸ごとお願いできる。
  • 勉強会時間を打ち合わせの上、事前に調整できる。

講師を外部の方にお願いしても、私が勉強会の企画をやりましたという証拠になります。

 

銀行員の感想

自分で講師をやるって、一見大変そうだけど、実は自分のペースで勉強会を設定できるのがいいところ。正直、勉強会って長いと疲れちゃうから、自分が企画するときは、効率よく時間を短縮するようにしてた。でも、やっぱり準備とか、お客さんとのアポの調整とか、色々大変な面もあるよね。外部の人に講師を頼む方法もあるけど、それが一番ラクってわけでもないし。でも、講師を外部にお願いすることで、資料の手間を省けるのは確かにありがたい。どちらにせよ、勉強会をうまく進行させるのは銀行員としての大事なスキルだと思うな

 

まとめ

銀行には

  • ノルマ
  • こまかい事務
  • 資格勉強

と大変なことがたくさんあります。

大変なことはたくさんありますが、慣れると早く仕事をすすめられます。

はじめは大変でもがんばって学びましょう。