- 1 仕事の内容をじぶんで調べないひとでありがちなこと
- 2 仕事をじぶんで調べないひとから「聞かれる立場のひと」の考え
- 3 じぶんで調べないことが仕事においていつも悪いこと?
- 4 じぶんで調べないことを指摘されるケース
- 5 じぶんで調べないことが仕事に与える影響(他人を頼りすぎる危険性)
- 6 仕事でじぶんで調べない人の考え
- 7 じぶんで調べない人、仕事にどう影響する?
- 8 仕事でじぶんで調べない人の問題点と解決策 概略
- 9 仕事でじぶんで調べない人のデメリット 仕事での評価が下がる
- 10 じぶんで調べることのメリット
- 11 じぶんで調べない人が「じぶんで調べられるようになる方法」
- 12 仕事の内容で質問するときの「枕詞集」
- 13 調べられないひとにおすすめしたい 仕事の相談をするタイミング
- 14 まとめ
仕事の内容をじぶんで調べないひとでありがちなこと
- 「わからないことを調べないでじぶんの判断で仕事を進めた。その結果、ミスになりトラブルになった」
- 「先輩に頼りすぎなケース。先輩が忙しいので、先輩にきくタイミングを伺う。結局、お客さんを待たせることになり、お客さんに怒られた」
- 「じぶんで調べないと、自分の考えや仕事のやり方が確立しないと上司や先輩から言われた」
- 「じぶんで調べないから、いつまでも仕事を覚えられないと言われた」
- 「じぶんで調べないと、自立できないと言われた」
- 「ちゃんと自分で調べたことないの?頼られる人になるためにも、自分で調べる力を養ったほうがいいよと言われた」
- 「じぶんで判断するんじゃなくて、自分でちゃんと確認する癖をつけてほしいなと言われた」
- 「君、いつも他の人に頼りきってるよね。でも、自分で調べて考えるのも大切だよと言われた」
- 「たまには自分で調べてみたら?他人の意見ばかり聞いてると、自分の考えがもてなくなるよと言われた」
- 「他の人に聞くのは悪いことじゃないけど、自分で調べることで得られるものがあるんだよと言われた」
仕事をじぶんで調べないひとから「聞かれる立場のひと」の考え
- 「いちいち質問に答えるのって、意外と時間がかかるんだよね」
- 「じぶんの仕事が中断されて、じぶんの仕事の効率が下がっちゃうんだ」
- 「何度も同じことを聞かれると、正直、うんざりする」
- 「じぶんが答えることで、相手の学習する機会を奪ってしまう」
- 「じぶんが間違った情報を提供しないか気をつけなくちゃならないからプレッシャーになる」
- 「相手がじぶんで調べないことによるミスの責任を問われる可能性があるから、気を使う」
- 「じぶんの時間を割いて答えているのに、感謝の言葉がない」
- 「答えるのが当たり前だと思われてしまうと、不快な気分になることもある」
- 「相手の成長を促すためには、じぶんで調べる能力を身につけてほしいと思う」
「仕事の内容を聞きたいひと」「仕事の内容を教えるひと」で上記のように考えたことがありませんか?
この記事では、「仕事の内容をじぶんで調べないひと」と「じぶんで調べない人から聞かれる立場のひと」の2つの視点から、「つい聞いてしまう心理」と「すぐに質問されることへのイライラ」の問題点と解決策を説明します。
じぶんで調べないことが仕事においていつも悪いこと?
じぶんで調べないことが仕事上でいつも悪いわけではありません。
- 専門知識が必要な場合: じぶんに業務外の専門分野の内容を専門家(専門の部署)に直接聞くことで、詳細かつ専門的な情報を直接、迅速に得ることができます。自分一人で調べた内容よりも正確で深い理解を得られる可能性があります。社内の手続きには載っていない、経験者だからこそわかる専門知識が得られます。
- 時間が限られている場合: 締め切りが迫っている場合や、お客さんが待っている場合などの即座に回答が必要な場合は、じぶんで調べる時間がない場合があります。そのような場合、既に情報を持っている人に聞くことで、迅速に解答できることがあります。
- 会社の事情や方針について知る場合: 会社の特定の方針や過去の決定事項など、公には出ていないが組織内部でのみ知られている情報については、上司や先輩に直接尋ねるしかないことがあります。
- 個別のフィードバックやアドバイスが欲しい場合: 自分の取り組んでいる仕事についての、フィードバックや、アドバイスが欲しい場合、人に直接質問することが有効。
それぞれの場面において、情報を得るための最善の手段が異なります。
じぶんで調べることも大事ですが、他人に質問することもまた、必要な場面もあります。
しかし、先輩や上司から嫌がられる場合として以下のような場合に、じぶんで調べていないことを指摘される場合があります。
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じぶんで調べないことを指摘されるケース
- 同じ質問が何度もされる場合: 何度も同じ内容で質問をされると、その人が自分で調べていないことに加え、内容を覚えようとしないことにイライラ。
- 基本的な情報を調べてない場合: その人が自分でなにも調べないで、基本的な情報について質問するとき、答える側はイライラする可能性があります。
- 調べることが不十分な場合: その人が自分で情報を調べずに、調べた内容が不十分で、それが誤解を生む可能性があるときに、イライラすることがあります。
- 期限を守れていない場合: その人が調べていないことに加え、期限が過ぎている内容を聞かれたときに、イライラすることがあります。
じぶんで調べないことが仕事に与える影響(他人を頼りすぎる危険性)
近年では、残業時間の削減や、より効率的な仕事の進め方が求められます。
現代の速いペースでは、情報や答えを他人に頼りがち。
私生活では、ネットで検索すればすぐに、無限の情報源からその解決策を手に入れられます。
しかし、仕事上では、他人に依存しすぎて、自分で調べることを怠るとどうなるでしょうか?
その結果は、特に仕事に関して言えば、悲惨なものになることも。
学生であれ、社会人であれ、起業家であれ、自分自身の洞察力や知識を集めることを怠ると、仕事の質に大きな影響を及ぼす可能性があります。
今回は、他人に頼ることの危険性と、じぶんで調べることの重要性を説明します。
誤った情報や不完全なデータ、調べないことの機会損失など、深く掘り下げて、隠れた落とし穴をあきらかにします。
仕事でじぶんで調べない人の考え
- わからないことはひとに聞いて、必要な情報をすぐに手に入れたい。
- わからないことはじぶんで動かずに、ひとに聞く。その結果、すぐに問題が解決できる!
- じぶんが失敗や誤った判断をしないために、先輩や上司のように知識をもったひとに頼りたい。
- じぶんの時間とエネルギーを節約したい。
- 間違えるリスクを避けて、確実な結果を求めたい。
- いつでも聞ける快適な環境なので、なんでも質問しがち。
- わからないことが複雑なので、先輩や上司に聞く。
- じぶんの知識やスキルが足りないので、先輩や上司に聞く。
じぶんで調べない人、仕事にどう影響する?
仕事でわからないことをじぶんで調べることは、良い仕事をするためにとても大切なこと。
じぶんで調べ物を始めることは、正しい情報を得たり、物事を深く理解するために必要。
他の人にばかり頼ってしまうと、情報の調べ方がいつまでも身につかない、どの情報が大切なのか読み取れない、どの情報が信じられるのかを自分で判断する力がなくなってしまうことがあるります。
その結果、じぶんで調べ物をすることで、情報が本当に正しいのどうか確かめたり、じぶんなりの考えを持つことができます。
さらに、じぶんで調べ物をすることは、じぶん自身が成長するチャンス。
新しいことを学んだり、物事に対する深い理解を持つことで、じぶんの得意なことがさらに上手になることがあります。
じぶんで情報を集めて、問題の解決策を見つける過程は、知識を増やしたり、才能を伸ばすことにつながります。
仕事でじぶんで調べない人の問題点と解決策 概略
1. 質の低下
- じぶんで調査しないと、情報の正確性や考察力が欠ける可能性があり、これは長期的な仕事の質に影響を与えます。
- 解決策:じぶん自身で情報を調べ、そのうえで他人の視点を補完することで、より総合的に判断する力を身につけ、質の高い仕事する。
2. 成果への影響
- 不正確な情報や不完全なデータに基づく自己判断は、予期せぬ結果をもたらす可能性があります。これにより、お客さんに迷惑がかかることがあります。
- 解決策:情報の調べ方を学ぶ、データや手続きを読み解く力を身につける。
3. 他人に頼りすぎてしまう
- 他人の意見や情報に頼りすぎる。
- 解決策:自分自身で情報を調べ、他人の意見を適宜参考にすることで、じぶん自身の洞察力や知識を活用し、独自性や創造性を保てます。
4. 時間と労力の無駄
- 他人の情報を待つことで遅れが生じ、効率が低下し、仕事に悪影響を及ぼすことがあります。
- 解決策:自分で情報を調べることで、待ち時間を削減し、仕事をスムーズにすすめられます。
仕事でじぶんで調べない人のデメリット 仕事での評価が下がる
じぶん自身で情報を調べることは、業務の基本的な一部。
それを怠ると、じぶんに対する信用や評価下がることがあります。
さらに深刻なのは、評価が下がるだけではなく、じぶんの成長機会を逃すことです。
じぶんの仕事への理解を深め、専門知識を増やす機械がなくなります。
じぶんで調べ、考えることは重要です。
しかし、他人に依存して情報を得ることが多くなると、その機会を逸します。
さらに、上司や同僚に対して自己の能力を示す機会も失っています。
じぶん自身で調べ、情報を得る能力は、調べる力の向上、情報処理能力を示す重要な証拠となるからです。
これらの能力は、問題解決や意思決定に大いに役立つスキルであり、それらを自身が持っていることを示すことは、上司や同僚からの評価を高めます。
したがって、自分自身で調査を行わないことは、短期的には業務の評価の低下につながるだけでなく、長期的には自己の成長の制約や能力の発揮の機会を奪ってしまいます。
これらのデメリットを避けるためにも、じぶん自身で積極的に調べる習慣を身につける必要があります。
じぶんで調べることのメリット
じぶんで調べることにはさまざまなメリットがあります。
まず第一に、じぶんで調べることによって得られる情報は、他の人が持っていない情報である可能性があります。
これにより、他の人との差別化や競争力の向上を図ることができます。
また、他のひとが同じ状況で困っているときにアドバイスできます。
また、じぶんで調べることは、じぶんの専門知識や能力の向上につながります。
新しい情報や考察をすることで、自分のスキルを向上させられます。
これにより、他の人に貢献できる価値を生みだします。
じぶんで調べない人が「じぶんで調べられるようになる方法」
仕事で役立つ情報をじぶんで調べる方法は、いくつか方法があります。
まずは、調べるものを明確にし、どこを調べればいいかを特定することです。社内の手続き書や官公庁のHPなどは情報の確度が高く信頼性がたかいです。
リサーチを行うためには、ウェブ検索を使って調べる方法もありますが、正確性に欠けるためあまりおすすめできません。
調べる内容によりますが、お客さんに説明する内容や公的な文書に載せる内容について調べている場合には十分に注意する必要があります。
他の人に頼りすぎることは、じぶんのスキルや専門知識をふやす機会を逃すことにつながります。調べる方法をはやく身につけることで、他者からの信頼も増します。
仕事の内容で質問するときの「枕詞集」
- 「すみません、お忙しいところすみません。質問させていただいてもよろしいでしょうか?」
- 「時間があるときで結構ですので、ひとつ教えていただけると嬉しいです。」
- 「手が空いている時にでも、教えていただけませんか?」
- 「いつもお世話になっております。ちょっとお尋ねしたいことがあります。」(電話で質問をする場合)
- 「お手すきのときに、少しお時間をいただけますか?」
- 「アドバイスをいたきたいのですが、お時間いただいてもよろしいでしょうか?」
- 「ご指導いただきたいことがあるのですが、お時間よろしいでしょうか?」
調べられないひとにおすすめしたい 仕事の相談をするタイミング
- ランチタイムや休憩時間の後: これらの時間帯は、仕事を中断するタイムングではないため、質問を受け付ける余裕がある可能性があります。
- 午前中の早い時間帯: 一日の始まりで、まだ忙しくない時間帯に質問することは有効な場合があります。日中に忙しくなる人に有効。
- 長期的なタスクを終えた直後: 大きなプロジェクトを終えた直後は、新たなタスクや質問を受け付ける余裕が出てくる可能性があります。
- 一週間の始まりの月曜日: 新たな一週間が始まり、新しいタスクや問い合わせを受け付ける気持ちになっている可能性があります。
- 他のメンバーとの会話が終わった直後: 他の仕事や会話を終え、新たな質問を受け付ける状態になっている可能性があります。
- その日の業務が終了した時: 一日の業務が終了し、余裕を持つ時間帯に質問することが適切な場合があります。(相手がすぐにでも帰りたいときは注意)
- 共有スペースで会話で盛り上げった後: 雰囲気がカジュアルな時は、質問をすんなり受け付けてくれる可能性があります。
- メールやチャットツールを通じて: 他部署の方に質問する場合には、相手の予定があるので、メールやチャットツールを利用して質問することも有効。
まとめ
- 自身で調査せず、他人に頼る行為は仕事の質、評価を下げ、自己成長の機会を損ないます。
- 状況によっては他人に聞くことが適切ですが、基本的には自分で調べることが大切。
- 同じ質問の繰り返し、基本情報の不明、急な質問などは他人をイライラさせます。
- 自分自身で調査することで、深い理解を得て、正確な情報を提供できるようになります。
以上が今回の記事のまとめになります。
仕事において自身で調査せず他人に頼ることは、評価の低下につながる可能性があります。
場合によっては他人に聞くことも必要ですが、じぶんで調べることが基本です。
繰り返し同じ質問をしたり、基本的な情報がわからないなどは避けるようにしましょう。